光・空気・水・塩

 

光・空気・水・塩… これらの条件は、人間(動物)が生きていく上で、重要な条件です。

健康になるならないの問題ではなく、生きていけないのです。  →死ぬのです。


“光”… 太陽の光が当たらなければ、植物は全く育ちません。

    日当たりの悪い場所では、健全な農作物が育ちません。
    日当たりの悪い場所の植物を観察すれば、必ず、光を求めて蔓が伸びていますし、光の方に向いています。

    動物を観察しても、常に、太陽の光を求めています。

    太陽の光を浴びる事により、体の機能が働きます。 →体の筋肉を動かす事で、血液がスムーズに流れます。

    太陽の光は、エネルギーの供給源であり、生きていく為に“最も重要な条件”です。

     ※ 太陽光には、赤外線・紫外線など、あらゆる性質の波長が含まれています。
       プロバガンダに洗脳されている無知な盲信者が、紫外線が悪いとの理由で太陽光を避けていますが、全く馬鹿げています。


“空気”… 食物は、全く食べない場合でも、すぐに死ぬ訳ではありませんが、息を止めれば、簡単に死んでしまいます。


“水”… 断食を考えても、食物は食べませんが、水だけは飲みます。  水を断てば、長くは生きられません。

    水は、無機物(鉱物質)が溶け込んだものです。

      有機物は、無機物を吸収して育ち、やがて死んで、再び無機物(鉱物質・岩石)に戻ります。

      無機物(鉱物質・岩石)は、雨に溶かされ、全て水の中に溶け込みます。

      川に流され、やがて海に溜まります。 →海の中には、地球上の全ての元素(無機物)が含まれています。

      海で育った海藻には、全ての元素が含まれています。
      海で育った魚は、全ての元素を含んだ中で生きている為に、目に見える“老化現象”がないのです。

      ●火山地帯の土壌と海が隆起してできた土壌とでは、全く元素の含有率が違ってきます。
       それが、酸性土壌とアルカリ性土壌の違いです。


“塩”… どんぶり一杯のごはんを、塩なしで食べてみて下さい。 食べられそうに思いますが、塩がないと食べられません。
    ところが、オニギリでも、塩だけあれば、いくらでも食べられるのです。
    ごはんに塩をかけなくても、おかずには塩分が含まれていますので、食べられるのです。

    全ての元素(無機物)を含んだ海水が濃縮されてできたのが、“塩”です。
    だから、塩の中には、全ての元素(無機物)が含まれています。

    体内に元素(ミネラル)を摂取しようと思えば、塩とか、海の中で育っている海藻・魚介類を食べるのが良いのです。
    但し、海水を乾燥して作られた自然塩には、苦汁成分を含んでいますので、そのまま食べると有害ですので、
    苦汁分の害を消した塩か、或は、苦汁分を含まない岩塩のような塩を食べなければいけません。

    ※ 苦汁分で作られた豆腐は、苦汁分の害が消されていますので、苦汁分の害はありません。
      豆腐は、苦汁分の害を消す為に、先人達が考えた“一つの手段”だったのです。

<基礎・土台>

家を建設する時に、最も重要になるのが、<基礎・土台>作りです。
丈夫で長持ちをさせようと思えば、しっかりとした<基礎・土台>作りをしなければいけません。

いくら丈夫な建築物であっても、砂の上に立てたのでは倒れてしまいます。
地上、何十階という高層ビルを建設する場合など、基礎・土台作りには、かなりの時間をかけています。

人間の体における<基礎・土台>は、何か?
健康になるかどうかではなく、生きていけるかどうかの絶対条件、即ち、“光・空気・水・塩”です。

家の場合の<基礎・土台>は、有機物ではなく、無機物です。
人間の体の<基礎・土台>は、有機物ではなく、無機物です。

   地球が誕生した時は、全て無機物で構成されていました。
  シアノバクテリアが誕生した後に、無機物から有機物が誕生し、あらゆる有機物が生まれました。

  有機物とは、炭素Cを含んだ化合物であり、解り易く表現すると、燃える物という事になります。
  有機物は、やがて無機物に戻り、再び、無機物から有機物がたんじょうするのです。

  有機物は、無機物で構成されています。
  有機物は、無機物が変化する過程で呼ばれる呼び方であり、最先端の専門家は、有機とか無機というような表現をしません。

   ※ 腸内細菌の呼び方も、専門的には、善玉とか悪玉とかの区別はなく、それぞれに名前が付けられています。
     一般的に、人間にとって都合の良い細菌を“善玉菌”と呼び、人間にとって都合の悪い菌を“悪玉菌”と呼んでいるのです。